朝日川酒造の社長にお会いしました。
昨日(11月23日)に朝日川酒造の浅黄社長にお会いして、面白話しをたくさん聞かせていただくことができました。
特に印象的だったのが、吟醸酒と熟成古酒についてのお話です。
吟醸酒はお米を磨いて、米粒が半分くらいになるまで精米します。
そうすることで、研ぎ澄まされた味に仕上げていきます。
一方、熟成古酒は寝かせことで、余分なものを澱として沈殿させていきます。
つまり、歳月をかけて澱を沈めていくことで旨みと香りを高めているんですね。
澱として雑味を取り除く、この摂理に気が付いた人は偉大ですね。
社長いわく、吟醸酒は新酒でいただくのが、おすすめとおっしゃっていました。
仕込以前に人の手によって雑味をとりのぞくか、時間の流れに任せてゆっくりと雑味を取り除くか、吟醸酒も熟成古酒も目指すところは同じ、美味しさの追求です。
社長のお話を聞いて、あらためて日本酒のすばらしさを認識しました。