TPPは日本酒にとって吉なのでしょうか…。
9月21日付の産経新聞の一面に「皮革・酒類の関税撤廃 TPP交渉 政府方針」の記事が
書かれていました。そのまま引用させていただきます。
「酒類については、ワインやウイスキーなどの価格が下がる反面、最近海外でブームとなっている日本酒の輸出促進につながると期待されている。」と書かれていました。
海外のお酒が安く日本に入ってくるのは、一日本酒ファンとしては正直複雑です。
ただでさえ、酒類販売の総量は下がり続けているわけで、
この上さらに洋酒が低価格になったらますます競争は厳しくなり、
いわゆる市場はレッドオーシャンへの傾向をますます強めることになります。
(すでに以前からその状態になっていますが…。)
しかし、日本酒も逆に海外に打って出れるチャンスが増えるわけですから、
海外の販路に活路を見出し、ブルーオーシャンを開拓しないといけないですね。
輸出促進に期待するのでは、積極的にアプローチしなければいけません。
一日本酒ファンとして何ができるのか?アプローチの方法を考えたいと思います。