2013-01-01から1年間の記事一覧
本日ご紹介のお酒は…。純米吟醸酒 安芸虎(あきとら)土佐宇宙酒です。宇宙から帰還した酵母を使用したお酒です。当店にして珍しい味がフラットな大吟醸。(大吟醸マニアには垂涎のお酒かもしれません。)ラベルにはこうあります。「2005年10月1日「日本酒の…
クリスマスイブにご紹介のお酒は牧水(ぼくすい)極貴貴醸酒 1999年醸造 です。1999年醸造の貴醸酒です。 貴醸酒は仕込み水に純米酒を使ったのお酒のことをいいます。 一般にはあまりなじみがないお酒ですが、古い文献を探ってみると 平安時代の「延喜式」に…
清酒は米・米麹・水を原料にして仕込まれています。貴醸酒は仕込み水の代わりに、一部清酒を原料にして仕込みます。長期熟成により、まろやかな味わいと琥珀色に輝くこのお酒は、一般の清酒と比べて特にリンゴ酸が多く、甘みと酸味乃調和のとれたお酒に仕上…
麗人の「洒古里(しゃぶり)」の特徴を説明書きから引用してご紹介します。 『麗人 洒古里」に寄せられたコメント シェリー酵母による醗酵と樽熟成による複雑精微な風味。黄金色深くグラスの液淵にわずかに茶色を帯び、粘着性を呈している。ひねた酒香に熟成に…
【お酒のご紹介です】人気一(にんきいち)1998 今日ご紹介するのは福島の二本松にある人気酒造の熟成古酒です。ラベルがとても前衛的ですね。説明書には「約10年の時を超えて熟成された酒は、食前酒や肉料理にもよく合う。コレクションできる唯一の日本酒。…
時が醸した珠玉の逸品・・・大吟醸古酒 大吟醸古酒は、酒造好適米を丁寧に磨き、月山杜氏が精魂込めて醸した吟醸酒を酒蔵の裏山にある横穴蔵に長期間貯蔵した限定品です。 横穴蔵は四季を通じて5度から12度で安定しており、この熟成に最適な環境が美酒に…
ラベルにはこのように紹介されていました。「厳選された酒造好適米を高精白し、低温でゆっくりと発酵。果物のような香りとすっきりとした味をもった優雅なお酒を吟醸酒といいます。さわやかな広がりのある味と香りをめざして杜氏が筆をふるいました。芳醇な…
長期熟成酒研究会の配布用リーフレットに「熟成古酒」についてわかりやすく説明した案内がありました。 熟成古酒の特徴がとてもうまくまとめられていますので、その内容をご紹介いたします。 熟成酒がマイルドなのはなぜ? 日本酒でもワインでも、酒は熟成さ…
あいちやでは熟成古酒の味わいの深さと香りを味わっていただくため、 熟成古酒をお探しでご来店いただいた方にの方に限り 試飲していただくサービスをしております。 ただし、3代目の伊藤淳が打ち合わせや配達で不在の場合は、 このサービスをご提供すること…
和食が無形文化遺産に登録されました。朝のニュースでも、ユネスコに提出されたPRビデオが紹介されていました。ビデオ冒頭のおせち料理の場面ではお屠蘇が、そして中盤では徳利に入ったお酒をお酌する場面がありましたね。やっぱり和食と日本酒は切り離して…
このお酒は山廃一段仕込という山廃仕込で造りました。 山廃仕込みとは天然の乳酸菌に乳酸を出させ、さらに一段仕込みにすることで酒を引き締める効果があります。もちろん熟成古酒用に仕込むため、大変手間のかかる仕込みなのです。 特徴は、いわゆる酸の切…
麗人の普通酒・超辛口は白米重量の10%以上のアルコール添加を行い、非常にドライかつ端麗な熟成を目指したお酒です。 蒸したような独特の熟成香が特徴的です。 普通酒の熟成古酒は、熟成古酒の中では平均的な位置づけに思われるがちですが、飲み方やTPO…
昨日の朝日新聞の記事です。【日本酒沈めてごろごろ、変化楽しみ 伊豆沖で熟成中】だそうです。美味しくなーれ。美味しくなーれ。半年後が楽しみですね。http://www.asahi.com/articles/TKY201311300046.html 100種類近くの日本酒・熟成古酒のご案内がはじま…
今日は先日、朝日川酒造の社長から頂いたサンプルのお酒を試飲しました。 このお酒、今はまだ銘柄をお伝えできなくて残念ですが、私の中で久々に感動したお酒です。 香りが程よく上品で、味がしっかりしているんですが、しつこくなく丁寧な味がするお酒です…
昨日(11月23日)に朝日川酒造の浅黄社長にお会いして、面白話しをたくさん聞かせていただくことができました。 特に印象的だったのが、吟醸酒と熟成古酒についてのお話です。吟醸酒はお米を磨いて、米粒が半分くらいになるまで精米します。そうすることで、…
このところメディアの露出が増えているキャロライン・ケネディ駐日米国大使。正直なところ、お母様に似ておきれいだな、というのが第一印象でした。赴任する前の12日に首都ワシントンの駐米日本大使公邸で壮行のレセプションが開かれたそうですが、その際日…
今日は「ボジョレー・ヌーボー」の解禁日なんですね。日本酒にもワインのような解禁日がないか調べてみたところ、日本酒には「蔵開き」がございます。丁度今くらいの時期なんですよ。すべての蔵元が実施されているかは?ですが、実施されているところは少な…
お酒を飲むシチュエーションにもよりますが、お酒を選ぶ際に最も重要なのはお料理です。何をお召し上がりになるかをイメージできれば、おのずと選ぶべきお 酒が浮かんできます。たとえば、お料理が淡白な味わいのものには軽めのお酒を、味付けがしっかりした…
日本酒の長期熟成酒の存在を知ったころ、 お酒が色づくのを紅葉に例えて教えてもらったことがあります。 発色はお酒そのものが持つ資質や環境にも大きくされます。 紅葉は赤く、銀杏は黄色くなるように お酒にも将来の色があらかじめ決まっています。 今度の…
美味しいお酒の中に、どうして「澱(おり)」が混在しているのか不思議ですが、熟成古酒には「澱」がつきものです。瓶詰した時にはないのに、時間の経過とともに「澱」はゆっくりと沈殿していきます。余分なものは澱として沈み、香りと旨みが洗練されていく…
日本酒の醍醐味はなんといっても熱燗ですよね。ところで、熱燗と言っても温度によって呼び名が変わるのをご存知でしたか。30度くらいが「日向燗」35度くらいが「人肌燗」40度くらいが「ぬる燗」45度くらいが「上燗」50度くらいが「熱燗」55度くらいが「飛切…
今日は一の酉(とり)。酉の字は、口の細い酒つぼを描いたものだそうです。収穫した作物から酒を抽出する意味や、収穫できる状態であることから「実る」も表わします。ところで、酉=トリ=鳥の関係を調べてみたのですが、酉の訓読みが「とり」というだけだ…
株式会社飯沼本家さんは 酒々井の大自然の中に溶け込んだ、千葉の北総を代表する酒蔵です。飯沼本家さんのモットー「三百年の伝統を誇る、酒造りを守ることであり、また進取の精神で新しいことに挑戦していく攻めの姿勢。この守りと攻めの調和こそ、時代をリ…
すでにご存じの方も多いと思いますが、酒どころの自治体が相次いで日本酒で乾杯する条例を制定しています。私の知る限り京都を皮切りに直近では千葉の自治体も可決されてようです。日本酒党としてはうれしいのですが、裏を返せばこういう条例を制定しないと…
日本酒のアルコール添加について 日本酒のアルコール添加につきましては様々な御議論がございますが…独断と偏見でお話してみましょう。 そもそも蒸留酒はフランスのコニャック、アルマニャックがありますし、イギリスのウイスキー、カリブ海のラム酒、メキシ…
山形県、朝日川酒造の「長期熟成 秘蔵 古酒」です。秘蔵純米古酒は、お料理をおいしく楽しむことを目的に常温で熟成しました。長期熟成で味がまろやかになり、独特の濃い味と香りが料理を最高に引き立てます。食事を楽しみながらお召し上がりください。熟成…
日本酒の4合瓶、1升瓶などには出荷年月日というものが、記されております。これは課税日時を記しています。最近は醸造年度(酒造年度)やお酒を搾った日をvintage年とする考え方が増えてきました。 日本酒は最近でこそ四季醸造のメーカーもありますが、も…
「江戸の仕込再現 浅黄水仙」 朝日連峰より流れ最上川に入る「朝日川」。清流を湛え水量も豊かな自然豊富な美しい川です。この川のようにいつも清らかで美味しく、皆様に愛される酒であるように願いをこめて命名されたそうです。 上記の朝日川の命名由来こそ…
麗人酒造さんが創業したのは、寛政元年(西暦1789年)だそうです。日本史的には松平定信が活躍していたころ、ヨーロッパではフランス革命が勃発し、アメリカ合衆国では憲法が制定されジョージ・ワシントンが初代大統領に就任しましたころになります。麗人酒…
ラベル書を紹介します。「江戸の仕込再現『浅黄水仙』は、長年江戸時代の清酒造りを研究した結果生まれた日本酒です。江戸時代の精米歩合と仕込配合と昔の生酛酒母造りを原点にして、現在の技術と細心なもろみ発酵管理を行い醸造し、常温で熟成しました。現…