日本酒・熟成古酒百科

日本酒の最高傑作である熟成古酒(長期熟成酒、ヴィンテージ日本酒)を啓蒙するサイトです。ワインにもまさる日本独自の文化である熟成古酒について語りましょう。蔵元自慢の熟成古酒・地酒もご紹介します。

2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

朝日川酒造のお酒はなかなか手ごわいですよ。

今日は先日、朝日川酒造の社長から頂いたサンプルのお酒を試飲しました。 このお酒、今はまだ銘柄をお伝えできなくて残念ですが、私の中で久々に感動したお酒です。 香りが程よく上品で、味がしっかりしているんですが、しつこくなく丁寧な味がするお酒です…

朝日川酒造の社長にお会いしました。

昨日(11月23日)に朝日川酒造の浅黄社長にお会いして、面白話しをたくさん聞かせていただくことができました。 特に印象的だったのが、吟醸酒と熟成古酒についてのお話です。吟醸酒はお米を磨いて、米粒が半分くらいになるまで精米します。そうすることで、…

気になるケネディ駐日米国大使のお召し上がりになった日本酒

このところメディアの露出が増えているキャロライン・ケネディ駐日米国大使。正直なところ、お母様に似ておきれいだな、というのが第一印象でした。赴任する前の12日に首都ワシントンの駐米日本大使公邸で壮行のレセプションが開かれたそうですが、その際日…

今日は 「ボジョレー・ヌーボー」の解禁日ですが…。

今日は「ボジョレー・ヌーボー」の解禁日なんですね。日本酒にもワインのような解禁日がないか調べてみたところ、日本酒には「蔵開き」がございます。丁度今くらいの時期なんですよ。すべての蔵元が実施されているかは?ですが、実施されているところは少な…

料理との相性から見た美味しいお酒の選び方

お酒を飲むシチュエーションにもよりますが、お酒を選ぶ際に最も重要なのはお料理です。何をお召し上がりになるかをイメージできれば、おのずと選ぶべきお 酒が浮かんできます。たとえば、お料理が淡白な味わいのものには軽めのお酒を、味付けがしっかりした…

お酒の色づきと紅葉

日本酒の長期熟成酒の存在を知ったころ、 お酒が色づくのを紅葉に例えて教えてもらったことがあります。 発色はお酒そのものが持つ資質や環境にも大きくされます。 紅葉は赤く、銀杏は黄色くなるように お酒にも将来の色があらかじめ決まっています。 今度の…

美味しい日本酒の話 「熟成古酒の澱」について

美味しいお酒の中に、どうして「澱(おり)」が混在しているのか不思議ですが、熟成古酒には「澱」がつきものです。瓶詰した時にはないのに、時間の経過とともに「澱」はゆっくりと沈殿していきます。余分なものは澱として沈み、香りと旨みが洗練されていく…

熱燗の季節が美味しい季節になりました。

日本酒の醍醐味はなんといっても熱燗ですよね。ところで、熱燗と言っても温度によって呼び名が変わるのをご存知でしたか。30度くらいが「日向燗」35度くらいが「人肌燗」40度くらいが「ぬる燗」45度くらいが「上燗」50度くらいが「熱燗」55度くらいが「飛切…

今日は一の酉の日。ところで、酒と「とり」は関係あるの?

今日は一の酉(とり)。酉の字は、口の細い酒つぼを描いたものだそうです。収穫した作物から酒を抽出する意味や、収穫できる状態であることから「実る」も表わします。ところで、酉=トリ=鳥の関係を調べてみたのですが、酉の訓読みが「とり」というだけだ…

蔵元のご紹介 株式会社 飯沼本店

株式会社飯沼本家さんは 酒々井の大自然の中に溶け込んだ、千葉の北総を代表する酒蔵です。飯沼本家さんのモットー「三百年の伝統を誇る、酒造りを守ることであり、また進取の精神で新しいことに挑戦していく攻めの姿勢。この守りと攻めの調和こそ、時代をリ…

文化の日には日本酒で乾杯

すでにご存じの方も多いと思いますが、酒どころの自治体が相次いで日本酒で乾杯する条例を制定しています。私の知る限り京都を皮切りに直近では千葉の自治体も可決されてようです。日本酒党としてはうれしいのですが、裏を返せばこういう条例を制定しないと…