日本酒・熟成古酒百科

日本酒の最高傑作である熟成古酒(長期熟成酒、ヴィンテージ日本酒)を啓蒙するサイトです。ワインにもまさる日本独自の文化である熟成古酒について語りましょう。蔵元自慢の熟成古酒・地酒もご紹介します。

【今夜ご紹介のお酒は…。】 麗人洒古里(れいじんしゃぶり)熟成純米酒 21年です。

麗人の「洒古里(しゃぶり)」の特徴を説明書きから引用してご紹介します。

『麗人 洒古里」に寄せられたコメント

 

シェリー酵母による醗酵と樽熟成による複雑精微な風味。黄金色深くグラスの液淵にわずかに茶色を帯び、粘着性を呈している。ひねた酒香に熟成によるシェリー香・土・きのこの香りが加わる。濃厚、舌なめらか。
まろやかな、酸味がゆたかなボリューム感の中にとけ込む。しっかりとした骨格・辛口・深く豊かなフレーバー、ほんのりとした渋味が余韻を与えている。豊かな味香を楽しむため、冷やしすぎず、 ~ 度が最適。
伊勢エビやオマール海老など、またアワビのような乳酸、ヨード香の強い素材の料理にあう。味付け濃厚で芳醇な味わいの料理なら更に相乗する。
日本ソムリエ協会会長 浅田勝美氏(温度帯の記述が説明書に書かれていなかったの

で、原文のまま引用しました。)

 

いい日本酒は、古酒になってより美味しくなる。酒のエネルギーが蔵の中で貯蔵されているうちに凝縮するのであろうか。
酒の神様と時の神様の共同作業が、われわれに時間の味をもってきてくれた。過ぎ去ったあの日あの時を、こんにちに復活させてくれる。
旬の領地と古酒の味わいを、時空間を超えて味わえるのは至福というものであろう。
古酒に秘められて御利益があるという。これを飲む人は、酒の年輪だけ長寿を授かるという。その味は、桃源郷に誘ってくれるのだから。
幻の日本酒を飲む会会長 建築家 篠田次郎氏

 麗人洒古里(れいじんしゃぶり)

 麗人洒古里(れいじんしゃぶり)