段仕込みについて
今回の内容はお酒に詳しい人は読み飛ばしてください。
日本酒は一般的に3段仕込みで作られています。
(3段とは大まかにいうと工程のことです。)
では、4段仕込みとは何かと言いますと、
3段仕込みでできたお酒に対してさらに麹甘酒を加えたり、
酛(もと=酒母)を加えたりすることです。
これは甘味や旨みを強化するために行います。
また、5段とは4段仕込みのお酒にさらに手を加えていくことです。
例えば、「寝越庵 達磨正宗 麹甘酒四段 酒母五段仕込み」の場合、3段仕込みでできたお酒に麹を加えて、甘味を調えます。
そして、最後に酛(もと=酒母)入れて甘さと酸味のバランスを整えるのです。
つまり、段数が多いということはそれだけ手間がかかっているということになります。